臨床神経生理技術講習会・東京
第20回臨床神経生理技術講習会・東京2026 開催概要
日 時:2026年8月2日(日) 9:00~16:00 (8:30 受付開始)
場 所:順天堂大学 御茶の水センタービル
(東京都文京区本郷3-2-12)
参加費:10,000円
事務局:東海大学医学部リハビリテーション科学
担当:松原 ともみ、児玉 三彦
<Tel:0463-93-1121,Mail:tokaireha@tokai.ac.jp>
主 催:臨床神経生理技術講習会・東京
共 催:ガデリウス・メディカル株式会社
※日本臨床神経生理学会専門・指導医,ならびに専門技術師の資格更新のための点数10点が付与されます.
講習コース
○ 脳波検査 基礎コース 定員18名
(対象:医師、臨床検査技師)
中級コース 定員45名
(対象:医師、臨床検査技師)
○ 神経伝導検査 ファーストステップコース
(対象:医師、臨床検査技師)
セカンドステップコース
(対象:医師、臨床検査技師)
リハビリテーションコース
(対象:医師、臨床検査技師、理学療法士、作業療法士)
プログラム
◎事前web講習
〇神経生理の基本
webで動画を配信します.受講方法は7月頃より個別にご案内いたします。
参加者全員,講習会当日までに各自で受講して下さい.
① 「神経生理学を始める前に」
順天堂大学大学院医学研究科リハビリテーション医学講座
補永 薫(医師)
神経生理に関する検査の結果の解釈においては,神経細胞やシナプス伝導の知識が重要となります.ここでは神経生理の基本となるシナプス伝導や活動電位の基本的な知識と考え方に関してお話をさせていただきます.
② 「神経生理検査をおこなうために知っておきたいМEの知識」
東京都リハビリテーション病院臨床検査科 髙橋 修(技師)
12:40 頃~ Q&Aコーナー 会場 7階701
※ランチタイムにこれらの講義についてのQ&Aコーナーを設けます.質問のある方はお越し下さい.
◎脳波検査コース 集合 7階702
午前 基礎コース,中級コース 共通
9:00~10:30 講演 (全員参加) 会場 7階702
「法的脳死判定 〜今昔物語〜」
東京都リハビリテーション病院臨床検査科 髙橋 修(技師)
2026年は,1997年の臓器移植法(旧法)施行から30年になります.
また,改正臓器移植法が2010年に施行され,脳死下臓器提供件数は2010年の32件から2025年は146件に増え,ECIの脳波を測定する機会も増加しています.臓器移植法(旧法)施行から30年を契機に,当時からの流れをみてみようと思います.
10:15~11:30 特別講演 (全員参加) 会場 7階702
「明日から使えるCritical Care EEG:測定・判読と臨床判断」
東京女子医科大学附属足立医療センター 久保田 有一(医師)
近年、集中治療領域においてCritical Care EEGは神経学的評価および治療方針決定に不可欠な検査として注目されています。本講演では、指針作成に中心的に関与された久保田先生をお迎えし、測定・記録から判読、臨床応用に至るまでの要点と最新知見を、実臨床に即して体系的に解説いただきます。
11:30~12:30 昼休み
※脳波中級コースの方には12:15~12:30に脳波を配布します.
Windowsのご自身のパソコンを持参ください.
データを開けない方用に数台用意いたしますが,数名に1台となる可能性があります.
午後 12:30~14:30は基礎コース,中級コースにわかれます.
14:50~のビデオ脳波セッションは共通になります.
基礎コース
12:30~14:30 ハンズオン(脳波基礎コース)会場 9階901
「脳波検査~電極装着時間短縮のコツ~」
東邦大学医療センター大森病院臨床生理機能検査部 杉山 邦男(技師)
聖路加国際病院臨床検査科 松下 育子(技師)
慶應義塾大学病院臨床検査技術室臨床検査科 松岡 志保(技師)
経験豊富な技師から,電極装着時間を短縮するためのコツを伝授いたします.明日から実践可能な情報が満載です.少人数制のため質問しやすく,日ごろの疑問などにも丁寧にお答えいたします.
中級コース
12:30~14:30 ハンズオン(脳波中級コース)会場 7階702
「デジタル脳波計の読み方とポイント」
12:30~12:50 配布脳波の自習
12:50~14:30 配布脳波の判読
東京科学大学生命情報応用学分野 赤座 実穂(医師)
横浜こころと脳波・てんかんのクリニック 原 恵子(医師)
様々なてんかん性異常波,その他の異常波,Normal Variantなどについて脳波判読の実際について,実習をしながら,学んでいただきます.実際に波形データをご自分で操作していただきますので,ノートパソコン(Windows限定)をご持参ください.
基礎コース,中級コース共通
14:50~16:00 脳波症例ビデオセッション
会場 7階702(全員参加)
ビデオ脳波セッション「小児でみられるてんかん症候群の発作時脳波と鑑別疾患」
静岡てんかん・神経医療センター 大谷 英之(医師)
てんかん症候群の大部分は小児期に発症いたします。本講演では、代表的なてんかん症候群のてんかん発作や、小児期のてんかん発作と鑑別を要する症状について、発作時ビデオを中心に供覧し解説します 。
◎神経伝導検査コース
9:00~10:00 講演 会場 7階701(全員参加)
「神経伝導検査の基礎知識」
東京科学大学病院検査部 叶内 匡(医師)
神経伝導検査の手技はさほど複雑ではありませんが,落とし穴や技術的エラーは思ったより多いものです.手だけでなく、得られた情報をその都度見ながら絶えず頭も動かしていなければ正しい検査はできません.本講義ではものを考えるための,そして困ったときにこそ立ち戻る拠り所となる基礎知識についてお話します.
10:20~12:15,13:10~16:00 ハンズオン
・ファーストステップコース 会場 8階801
*対 象:本コースは,これから神経伝導検査を始めようとする,あるいは経験が少なく検査に自信がない方のために基礎知識や検査技術を習得していただきます. コースの進め方は,配布したテキストで講義をしながら,実技中心に基本的な上下肢の神経伝導検査を学んでいただこうと考えています.
①神経エコー(10:20~11:20)
東海大学医学リハビリテーション科 児玉 三彦(医師)
近年,神経筋診断に盛んに応用されるようになった検査です.実際にエコーで神経や腱,筋肉を観察し,そのなかで神経を見分け,その構造の特徴について学びましょう.観察する神経は正中,尺骨神経です.
②神経伝導検査(11:20~15:20)
東京都リハビリテーション病院臨床検査科 髙橋 修(技師)
③針筋電図検査(15:20~)
東海大学医学部リハビリテーション科 正門 由久(医師)
・セカンドステップコース (①~⑤をローテーション) 会場 8階801
午前の部 10:20~12:15 / 午後の部 13:10~16:00
*対 象:以前はアドバンスコースと称していました.神経伝導検査を日々の臨床で行っており,さらに技術的に向上していきたい方.一人で検査を担っているが“本当にこれでいいのか”と不安な方.下肢には自信がない,uncommonや反復刺激試験は知らない,といった方に最適です.昨年から神経エコーを加えました.各講義とも基本的なところから説明し実技を行いますので,奮ってご参加下さい.
①上肢の神経伝導検査
東京科学大学病院検査部 叶内 匡(医師)
順天堂大学大学院医学研究科リハビリテーション医学講座
石川 愛子(医師)
経験者であるからこそ基本に忠実に行えるようになることを目標に,正中神経,尺骨神経,橈骨神経のMCS,SCSを中心とした上肢の神経伝導検査の施行に関する実習を行い,コツとpitfallを説明いたします.
②下肢の神経伝導検査
大東文化大学スポーツ・健康科学部健康科学科 植松 明和(技師)
内容としましては,脛骨神経MCS,腓骨神経MCS(短趾伸筋導出,前脛骨筋導出,神経破格について),腓腹神経SCS,浅腓骨神経SCSについて実習を行います.刺激や導出部位を正確に把握していただくと共に,刺激のコツについても説明します.
③神経伝導検査の応用 uncommon NCSs
大隈病院医療技術部 山内 孝治(技師)
uncommon NCSとは,日常的な使用頻度はあまり高くありませんが,知っていれば診断や障害の鑑別・確認などに有用な情報となる検査法であり,代表的には手掌刺激法やインチング法,2L-INT法などがあります.さらに、uncommon nerveには外側前腕皮神経,内側前腕皮神経,足底神経などがあります.
④神経・筋接合部の検査
杏林大学付属病院臨床検査部生理検査室 木崎 直人(技師)
反復刺激試験の実技は,遠位筋として短母指外転筋(正中)又は小指外転筋(尺骨),近位筋として僧帽筋(副)又は三角筋(腋窩)及び顔面の筋について実習を行い,体の抑え方や評価法について皆様と一緒に学びたいと考えています.
⑤神経エコー
東海大学医学部リハビリテーション科
児玉 三彦,原嶋 渉,田中 政貴(医師)
近年,神経筋診断に盛んに応用されるようになった神経エコーの実習です.主に上肢の神経を観察し,各疾患での観察ポイントを学びます.想定する疾患は手根管症候群,肘部尺骨神経障害になります.
・リハビリテーションコース 会場 9階901
*対 象:リハビリテーション治療では患者の神経・筋の状態を的確に把握したうえで治療法を選択し,効果判定を行っていく必要があります.本コースではリハビリテーション評価,治療の一環として神経伝導検査や表面筋電図検査を利用してみたいと考えている方,また,臨床研究の手法としてこれらの検査を学んでみたい方を対象とします.
①神経伝導検査(F波,H反射,相反性抑制)
神経伝導検査ではF波やH波といった後期応答を測定することもあります。これらは脊髄の興奮性の指標としても用いられており、リハビリテーション治療で問題となりやすい痙縮治療によっても変化をします。ここでは中枢性病変の方で用いられる、F波やH反射、また相反性抑制といった検査の手法を学んでいきます。
②表面筋電図
③針筋電図検査(デモ)
順天堂大学大学院医学研究科リハビリテーション医学講座
藤原 俊之,補永 薫(医師)
京都大学大学院医学研究科 山口 智史(理学療法士)
順天堂大学保健医療学部理学療法学科 立本 将士(理学療法士)
③ボツリヌス療法におけるエコーを用いた筋同定
東海大学医学部リハビリテーション科 児玉 三彦(医師)
ボツリヌス療法では標的筋への正確な施注が治療効果に直結します.臨床検査技師,理学あるいは作業療法士がこの同定を担う施設が多くなっています.エコーを使って実際に上下肢筋をご自身で同定してみましょう.



会場アクセス
〒113-0033 東京都文京区本郷3-2-12
順天堂大学 保健医療学部 御茶の水センタービル(順天堂大学 本郷・お茶の水キャンパス内)
交通アクセス
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JR(中央線・総武線) 御茶ノ水駅 徒歩7分
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東京メトロ 丸ノ内線 御茶ノ水駅または本郷三丁目駅 徒歩7分
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都営地下鉄 大江戸線 本郷三丁目駅 徒歩7分
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東京メトロ 千代田線 新御茶ノ水駅 徒歩9分
