プログラム

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◎事前web講習（New！）

　〇神経生理の基本

　　webで動画を配信します．

　　参加者全員，講習会当日までに各自で受講して下さい．

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　　① 「神経生理学を始める前に」

順天堂大学大学院医学研究科リハビリテーション医学講座

補永 薫（医師）

神経生理に関する検査の結果の解釈においては，神経細胞やシナプス伝導の知識が重要となります．ここでは神経生理の基本となるシナプス伝導や活動電位の基本的な知識と考え方に関してお話をさせていただきます．

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　　② 「神経生理検査をおこなうために知っておきたいМEの知識」

東京都リハビリテーション病院臨床検査科 髙橋 修（技師）

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　　12：40 頃～　Q＆Aコーナー　会場 7階701

※ランチタイムにこれらの講義についてのQ＆Aコーナーを設けます．質問のある方はお越し下さい．

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◎脳波検査コース　集合 7階702

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​　午前　基礎コース，中級コース　共通​​​

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　9：00～10：00　講演 （全員参加）　会場 7階702

　　「小児てんかん〜脳波判読のポイント〜」 

杏林大学医学部小児科学教室 宮田 世羽（医師）

小児脳波の判読ポイントは，1)年齢によって正常所見が異なること，2)小児特有のてんかん症候群が多く，特異的な脳波所見から診断に至ることができること，の２点です．本講演では，乳児期から青年期までの脳波所見の変化と，小児期の代表的なてんかん症候群の脳波所見について解説します．

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　10：15～11：30　特別講演 （全員参加）　会場 7階702

　　「てんかん外科治療における脳波 発作時脳波・SEEG・術中脳波」

東京科学大学病院 脳神経機能外科学分野 （脳神経外科）

稲次 基希（医師）

従来の脳波検査に加え，てんかん外科では硬膜下電極や術中脳波，近年ではSEEGなど，様々な脳波検査が行われ，これらは切除部位の決定などに大きな役割を果たしています．最新の知見も含めて，てんかん外科における脳波検査をご紹介いただきます．

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​　11：30～12：30　昼休み

※脳波中級コースの方には12:15～12:30に脳波を配布します．Windowsのご自身のパソコンを持参ください．データを開けない方用に数台用意いたしますが，数名に1台となる可能性があります．​

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　午後　12：30～14：30は基礎コース，中級コースにわかれます．

　　　　14：50～のビデオ脳波セッションは共通になります．

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　基礎コース

　12：30～14：30　ハンズオン（脳波基礎コース）会場 9階901

「脳波検査～電極装着時間短縮のコツ～」  

大澤医院 長田 美智子（技師）

東邦大学医療センター大森病院臨床生理機能検査部 杉山 邦男（技師）
聖路加国際病院臨床検査科 松下 育子（技師）

経験豊富な技師から，電極装着時間を短縮するためのコツを伝授いたします．明日から実践可能な情報が満載です．少人数制のため質問しやすく，日ごろの疑問などにも丁寧にお答えいたします．

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　中級コース​

​　12：30～14：30　ハンズオン（脳波中級コース）会場 7階702

「デジタル脳波計の読み方とポイント」

　　　12：30～12：50　配布脳波の自習
　　　12：50～14：30　配布脳波の判読

東京科学大学生命情報応用学分野 赤座 実穂（医師）

横浜こころと脳波・てんかんのクリニック 原 恵子（医師）・他　

様々なてんかん性異常波，その他の異常波、Normal Variantなどをデジタル脳波計データを用いて判読する実習を行います．実際に波形データをご自分で操作していただきますので，ノートパソコン（Windows限定）をご持参ください．

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　基礎コース，中級コース共通
　14：50～16：00　脳波症例ビデオセッション　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　会場 7階702（全員参加）

ビデオ脳波セッション「PSG（ポリソムノグラフィー） 症例から学ぶ」

東京医科大学睡眠学講座・睡眠総合ケアクリニック 井上 雄一（医師）

本講習会のビデオ脳波セッションで初めて，PSG検査についてご講演いただきます．現地開催だからこそ可能な，画像と音声を含めたPSGの様々な運動障害・睡眠時随伴症の事例をお示しし，これらの病態につき解説させていただきます．​​

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◎神経伝導検査コース

 

　9：00～10：00　講演　会場 7階701（全員参加）

　　「神経伝導検査の基礎知識」                   

東京科学大学大学院臨床検査医学分野  叶内 匡（医師）

神経伝導検査の手技はさほど複雑ではありませんが，落とし穴や技術的エラーは思ったより多いものです．手だけでなく、得られた情報をその都度見ながら絶えず頭も動かしていなければ正しい検査はできません．本講義ではものを考えるための，そして困ったときにこそ立ち戻る拠り所となる基礎知識についてお話します．

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　10：10～12：00，13：00～16：00　ハンズオン

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　・ファーストステップコース　会場 8階801

＊対　象：本コースは，これから神経伝導検査を始めようとする，あるいは経験が少なく検査に自信がない方のために基礎知識や検査技術を習得していただきます． コースの進め方は，配布したテキストで講義をしながら，実技中心に基本的な上下肢の神経伝導検査を学んでいただこうと考えています．

 

　　①神経伝導検査                            

東京都リハビリテーション病院臨床検査科 髙橋 修（技師）

　　

　　②神経エコー（13：00～14：00）             

東海大学医学リハビリテーション科 児玉 三彦（医師）

近年，神経筋診断に盛んに応用されるようになった検査です．実際にエコーで神経や腱，筋肉を観察し，そのなかで神経を見分け，その構造の特徴について学びましょう．観察する神経は正中，尺骨神経です．

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　　③針筋電図検査（15：20～）              

東海大学医学部リハビリテーション科 正門 由久（医師）

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　・セカンドステップコース　 会場　8階801

＊対　象：昨年まではアドバンスコースと称していました．神経伝導検査を日々の臨床で行っており，さらに技術的に向上していきたい方，一人で検査を担っているが“本当にこれでいいのか”と不安な方，下肢には自信がない，uncommonや反復刺激試験は知らない，といった方に最適です．今年から神経エコーを加え，実習時間も拡大しています．各講義，基本的なところから説明し実技を行いますので，奮ってご参加下さい．

 

　　①上肢の神経伝導検査                              

東京医科歯科大学病院検査部 叶内 匡（医師）

順天堂大学大学院医学研究科リハビリテーション医学講座

石川 愛子（医師）

経験者であるからこそ基本に忠実に行えるようになることを目標に，正中神経，尺骨神経，橈骨神経のMCS，SCSを中心とした上肢の神経伝導検査の施行に関する実習を行い，コツとpitfallを説明いたします．

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　　②下肢の神経伝導検査    

大東文化大学スポーツ・健康科学部健康科学科 植松 明和（技師）

内容としましては，脛骨神経MCS，腓骨神経MCS（短趾伸筋導出，前脛骨筋導出，神経破格について），腓腹神経SCS，浅腓骨神経SCSについて実習を行います．刺激や導出部位を正確に把握していただくと共に，刺激のコツについても説明します．

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　　③神経伝導検査の応用 uncommon NCSs             

大隈病院医療技術部 山内 孝治（技師）

uncommon NCSとは，日常的な使用頻度はあまり高くありませんが，知っていれば診断や障害の鑑別・確認などに有用な情報となる検査法であり，代表的には手掌刺激法やインチング法，2L-INT法などがあります．さらに、uncommon nerveには外側前腕皮神経，内側前腕皮神経，足底神経などがあります．

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　　④神経・筋接合部の検査

杏林大学付属病院臨床検査部生理検査室 木崎 直人（技師）

反復刺激試験の実技は，遠位筋として短母指外転筋(正中)又は小指外転筋(尺骨)，近位筋として僧帽筋(副)又は三角筋(腋窩)及び顔面の筋について実習を行い，体の抑え方や評価法について皆様と一緒に学びたいと考えています．

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　　⑤神経エコー    

東海大学医学部リハビリテーション科 

児玉 三彦，原嶋 渉，田中 政貴（医師）

近年，神経筋診断に盛んに応用されるようになった神経エコーの実習です．主に上肢の神経を観察し，各疾患での観察ポイントを学びます．想定する疾患は手根管症候群，肘部尺骨神経障害になります．

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　・リハビリテーションコース　会場 9階901

＊対　象：リハビリテーション治療では患者の神経・筋の状態を的確に把握したうえで治療法を選択し，効果判定を行っていく必要があります．本コースではリハビリテーション評価，治療の一環として神経伝導検査や表面筋電図検査を利用してみたいと考えている方，また，臨床研究の手法としてこれらの検査を学んでみたい方を対象とします．

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　　①神経伝導検査（F波，H反射，相反性抑制）

神経伝導検査ではF波やH波といった後期応答を測定することもあります．これらは脊髄の興奮性の指標としても用いられており，リハビリテーション治療で問題となりやすい痙縮治療によっても変化をします．ここでは中枢性病変の方で用いられる，F波やH反射，また相反性抑制といった検査の手法を学んでいきます．

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　　②表面筋電図

表面筋電図検査は非侵襲的に動作時の筋活動の様子を知る検査法として非常に有用です．ここでは，動作解析の基礎となる表面筋電図の測定方法や結果の見方，測定時の注意点などについて学んでいきます．

順天堂大学大学院医学研究科リハビリテーション医学講座 

藤原 俊之，補永 薫（医師）

京都大学大学院医学研究科 山口 智史（理学療法士）

順天堂大学保健医療学部理学療法学科 立本 将士（理学療法士）

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　　③エコー（ボツリヌス筋同定）         

東海大学医学部リハビリテーション科 児玉 三彦（医師）

ボツリヌス療法では標的筋への正確な施注が治療効果に直結します．臨床検査技師，理学あるいは作業療法士がこの同定を担う施設が散見されています．施注頻度の高い上下肢筋を実際に同定してみましょう．​​​

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